無料で使える Subversion ホスティングサービス 「Assembla」を試す!

今日はプログラマ向け開発支援サービスの紹介です。

色々なプログラムを書いているうちに、自分なりのユーティリティー関数群、ライブラリなど、あとで参照したいソースコードがたまってきた、という経験は、趣味にしろ仕事にしろ、プログラムを書いている方ならあるんじゃないかと思います。

こういったソースは作業効率にも関わるので、どの環境でもアクセスできるのが理想なんですが、管理が意外と面倒くさいんですよね。


会社で便利なコードを書いたから、家でも使おうとしてUSBメモリにでも入れて持ち帰り、家で使うときに更に追記したので、また会社のPCに…なんてことはまどろっこしくてやってられませんし、コピーし忘れで入れたはずの機能がなくなってしまったりと、とても残念なことになりがちです。


こういうときはSubversionを使うと便利なんですが、このちょっとしたソースコードのために自宅にサーバを立てるってのもまた非効率でよろしくないですよね。


こういう時に便利なのがSubversionホスティングサービスです。
もちろん高機能なものを使いたい場合は有料ということになるんですが、今回のような用途で個人で使うレベルなら無料で提供してくれるサービスもいくつか存在します。


今日は「Assembla」というサイトを紹介したいと思います。
Secure Git, Secure Software Development in the Cloud | Assembla


このサイトでは非公開・リポジトリ機能のみの制限がありますが、2GBものストレージを無料で使うことができます。

このサービスを利用する手順を書いておきます。


2010年7月25日現在のAssemblaのトップページはこんな感じです。
このトップページから右上のRegisterを選択。
SC000



Registerをクリックすると以下のアカウント作成画面になると思います。
*が付いたものは入力必須です。必要な情報を入力してください。
SC001



アカウントが作成できたら、メニュータブの「Create a Space」をクリック。
ここで無料のプラン、今回は Free Private Subversion Repository を選択します。
左にあるタグ一覧から Free を選ぶと一番上に表示されるのでわかりやすいかと思います。
[+ SELECT THIS]をクリック。
SC002


Space作成画面です。
名前とURLだけを入力して、下のほうにあるCreate SpaceをクリックすればOKです。
SC003


これで完了です。
上のメニュータブから「Source/SVN」を選択するとSVNのURLが見れます。
SC004


あとはSubversionのクライアントソフトに上のURLを入力して利用するだけです。
まだクライアントを入れてないと言う方は TortoiseSVN が簡単でおすすめです。
tortoisesvn.tigris.org


色々な環境で使うだろうソースコードはここに一括してコミットしておけば、管理の手間もかかりませんし、どの環境でも編集・更新の作業が自由に出来ます。

私も今、iアプリ用のライブラリを作成中なので、ここにアップしておいて仕事の空いた時間にでも作業を進めようと思ってます。