"Evernoteへ超絶簡単にメモできる"Windows用ソフト「Fastnote」バージョンアップしました。
新バージョン公開のお知らせ
こちらのFastnoteは Evernote API の仕様変更により使用できなくなりました。
OAuthに対応した新バージョンを公開中ですので、こちらをご利用ください。
Fastnoteをバージョンアップしました。 - valinstの日記
今回のバージョンで便利になったところ / 追加機能
(1) ノートの判定方法を変更しました。
前回のバージョンでは、ノート名が同じものに追記していくという仕様だったのですが、
今回のバージョンでは、ノート名+タグ名+ノートブック名が一致したものに追記していくという仕様に変更しました。
これによって、同じノート名のまま、複数のメモとして書き分けられるようになりました。
(2) 設定を複数持てるようになりました。(※中級者以上向け)
こちらが今回のバージョンアップでの一番大きな部分です。
色々なノート/ノードブックに書き分けたい場合のために、複数の設定を簡単に切り替えられるようにしました。
こちらの操作はちょっとややこしいので、ネットなどで見つけた料理のレシピをメモする設定を作る、という例でチュートリアル的なものを書いてみます。
[新規]ボタンを押すと「新規設定1」という項目がリストボックスに追加されますので、
そちらを選択して、[設定の読み込み]ボタンを押してください。
これで新しく作られた設定がソフトに反映されます。
次に、「新規設定1」では何の設定か解りにくいので名前を変えておきます。
「レシピメモ」用の設定を変えていきます。
このあたりはお好みで。
設定が完了したら、[設定保存]ボタンを押して設定画面を終了してください。
(3) 起動時にどの設定を使用するか指定できるようになりました。((2)の追加機能の続き)
ソフトに引数を渡して起動することで、起動時の設定を変更できます。
(2)の例で作った設定で起動したい場合は、
「起動時引数」という項目にある、1 という文字列を引数として渡すことになります。
(起動時引数はこの設定画面から変更可能です。)
引数を渡して起動する方法はいくつかあると思いますが、今回はショートカットを使う方法を紹介します。
Fastnote.exe上で右クリック、ショートカットを作成を選択してください。
「Fastnote.exe - ショートカット」というファイルが作られたと思います。
ショートカットファイルの名前を解りやすく変えておきます。
ここでは前回の例に則って「レシピメモ」と変更。
今度は作ったショートカットファイルの上で右クリック、プロパティを選択してください。
プロパティウィンドウが開いたら、
リンク先(T):のテキストボックスにFastnote.exeへのパスが入っていますので、
そこにスペースで区切ってソフトに渡したい引数を入力してください。
上のキャプチャでは (2)の例で作った「レシピメモ」の設定で起動するために、
1 という文字をFastnoteに渡しています。
ランチャーソフトをお使いの場合は、もっと簡単に引数を指定できると思うので、そちらを使うのが便利そうです。
例えば、前回の記事で紹介したCraftLaunchでは、
コマンドを登録するときにパラメタの項目に入力しておくだけで引数が指定できます。
(4) その他
- 設定のリセットボタン追加
- ウィンドウの位置とサイズ保存機能追加
- 軽微なバグ修正
今回のバージョンでの変更は設定ファイル関係で、機能的には前回のバージョンのままでも事足りる方が多そうですが、基本的なバグ修正も含まれているので、特に問題がなければ今回のバージョンを使うのをお勧めします。
ご意見・ご感想、不具合報告などありましたら、コメント欄までいただけると嬉しいです。
更新履歴など
2011/06/12 機能を追加しました。
- URLのリンク化
- メモの昇順方向への追記
2011/07/17 バグ修正しました。
- Windows用クライアントソフトで編集すると投稿に失敗する不具合修正
2011/11/06 バグ修正・機能追加しました。
- 特定の文字が投稿できない不具合修正
- メモの一行目をノート名にする機能追加
2012/01/08 機能追加しました。
- SendボタンにCtrl + Enterキーのショートカット割り当て
- 投稿フォーマットの変更設定の追加
2012/03/10 バグ修正しました。
- タイトルに半角スペースが入っていた場合に削除するように修正
- ウィンドウ位置が画面外だった場合のエラー処理実装
- 一行目をノート名に…チェックボックスに関する不具合修正